楽天モバイル、100万回線突破。今後のロードマップを考察
こんばんは、たまひよです。
前回のPINコード、PUKコードの記事が凄く反響があって驚いています。
本記事執筆時の6/30 23時時点で500RT、400いいねと非常に拡散していただいております。
こちら500RTありがとうございます。
— たまひよ🐣 (@tamahiyo_waiwai) 2020年6月30日
いいねよりRTが上回るって中々珍しいと思う(RT懸賞とかは除く)ので素直に拡散頂いてて嬉しいです∩(´∀`∩) ワッショーイ https://t.co/3OtY6kfvvM
色々分析していましたがこの記事自体は一般向けの周知として作成したのでTwitter内でのキーワード検索からの流入が多いのかなと思いました。
記事を書くだけで終わらず分析してより良いものを作ることはどんなことでも大事だと思いますので今後も頑張ります。
さて、本題ですが今回の題材は楽天モバイル。
前回記事でRakuten Miniの一括1円を取り扱いましたが、そこから約1カ月が立ちました。
最近はRakuten Miniのband問題やユーザー対応においても虚偽ばかりと企業体質が疑われるような事ばかりを繰り返していますね。
ガジェット、通信系の発信をされている方達の中では招待コードの被紹介者側に上限があったと後出しされて被害を受けたような事件もありました。
Rakuten Miniの事は記事にしようか迷いましたがぶっちゃけ弊害があるユーザーが限られているのと私自身はおもちゃくらいに思った方がいいという旨をTwitterで発信しまくっていましたのでまとめませんでした。
ここから本題に移っていきますが本記事は私見が大きく混じりますのでご了承ください。
楽天モバイル、6/30時点で100万回線突破!!!
4/8に正式にサービスを開始した楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」が6/30に100万回線突破。
「Rakuten UN-LIMIT」は月額料金2,980円で、楽天モバイル回線エリアは無制限、楽天モバイルの電波でカバーできないエリアはローミングパートナーのauの電波を借り5GB/月まで通信が可能、容量超過後も1Mbps制限というプランです。
プラン自体は非常に商材力が強く、実際に「無料サポーター」で使用していても速度品質も良かったので今後の顧客獲得の一番のキーポイントは「自社エリアの拡大」にあると思っています。
UQ MobileやY!Mobileも対抗プランを出してきましたが今後のトレンドは容量超過後1Mbpsで使えることでしょう。
ただでさえプラン自体は魅力的なのに先着300万名は1年間利用料金が0円になる大きなキャンペーンを打ち4/8に正式サービスイン。
約3カ月で1/3にあたる100万回線突破はかなり早いペースですね。
恐らくRakuten Mini一括1円とGalaxy A7でかなり契約数を稼いだと思われます。
但し、現状生きている回線は確実に100万回線もないでしょう。
理由はシンプルで楽天モバイル(MNO)の契約内訳と楽天モバイル(MVNO)を利用している顧客層にあります。
楽天モバイル(MNO)の契約内訳とは新規かMNP転入かMVNOサービスからの移行かを指します。
正確な内訳の開示はありませんでしたが、新規が一番契約内訳として大きいのは確実でしょう。
あとはMVNOサービスの契約者数などを加味すると概ね割合は算出できるのですが、
新規6割、MNP転入1割、MVNOからの移行3割とみています。
次に現在の契約者内訳3割を占めるであろう楽天モバイル(MVNO)を契約している顧客層についての解説ですがコチラは大きく分けて3つあります。
①格安事業者として純粋に通信サービスを使っている顧客。
②楽天市場のポイントアップシステム『SPU』の為に契約している顧客。
③昨年まで定期的に実施していた『プラス割』や『機種変更キャンペーン』を利用し端末を安く購入し、売却による利益を上げる顧客。
①や②は純粋に「Rakuten UN-LIMIT」に移行してそのまま利用してくれると思うので余程の事がないと転出や解約はないでしょう。
特に②の顧客に関しては1年無料でSPUが1倍付くのでたとえ通信が使えなくても無料なら契約したいはずです。
問題なのは③の顧客。
昨年実施していた『プラス割』はAQUOS Sence2等の端末が一括1円で手に入るうえ、楽天モバイル(MVNO)では利用者登録などを厳しく実施していなかった為、一人で5回線契約ができました。(後半は改悪されました。)
契約して数日後には『機種変更キャンペーン』でnova lite3などを一括7,800円程で安く購入することもできました。
この顧客たちは回線利用の意思が殆どない為、「Rakuten UN-LIMIT」に移行後は解約金が免除される事を利用して回線の処理をしていると思われます。
私はそれぞれの顧客層の割合を、①は6割、②は2割、③は2割と考えています。
そのうち①や②の顧客に関しては移行に関して渋っている方が大半と思います。
両方とも1年後の事を考えるからです。
①の方は最悪1年後には他社に転出してしまえばいいですが、②の方は維持費が今のスーパーホーダイSなどと比べると基本的に上がります。
今現状では旧プラン(MVNOプラン)は受付は終了していますが廃止が決定したわけではないのでそれまではMVNOでいる、というユーザーも少なくはないでしょう。
③で5回線作ったユーザーも1回線は別に維持しても1年は無料なので問題ないわけですが、残りの4回線はMNO移行後に他社転出や解約で処理をすることを考えると実際利用されてる回線自体は90万回線くらいではないかと思います。
大手3キャリアが既存顧客の囲い込みに拍車をかける中、楽天モバイルが今後今やっている楽天モバイルと楽天光を契約すると両方1年無料以外にどういう囲い込みをかけていくのかが気になりますね。
あと余談ですが楽天モバイルはMVNOの時と比べて審査方式を恐らく変えています。
楽天モバイルはMVNOの頃はNTTドコモの顧客管理システム「ALADIN」に連結していたのですがMNOサービス開始にあたり、自社で顧客管理システム「Oliver」を構築し、運用しています。
自社の顧客管理システムでどこまで情報が拾えるかまでは分かり兼ねますが不可解な審査落ちなどが幾つか報告されているのでMVNOの頃と審査方式が変わったと予想しています。
こちらに関しては各キャリアのBL条件や喪明けと同様、机上の空論にしかならないので深く突っ込むのはやめておきます。
では次項からは明日で終わるキャンペーンもあるので今後の契約者がどのように推移していくか、楽天市場含めた取り扱い製品がどうなっていくかを考察していきたいと思います。
~7/1 8:59終了キャンペーン
①事務手数料分3,300ポイント還元キャンペーン
②オンライン契約後Rakuten Linkご利用で3,000ポイントプレゼント
上記2点が7/1 8:59までの申し込み分で終了します。
こちらの2点の6,300ポイントを含めてGalaxy A7などの機種で21,300ポイント還元を謳っていたので一気に還元が減りますね。
オリジナルを売りにしていたRakuten Miniの一括1円施策も製品自体が欠陥という最悪の終わりを迎え6,300ポイントも終わりますので対象製品購入サポートの還元率を上げてくると思います。
恐らく代替え施策を打ってきますが今後は店頭営業に注力すると予想しています。
6月頃から楽天モバイルの求人案件がかなり増えているので恐らくそういうことかな、と。
あとは店頭営業に注力をするのであればそろそろタブレット製品を扱いそうな気がします。
それで契約回線数を稼ぐと思います。
300万回線突破は早ければ12月くらいになるかなと予想しています。
勿論今後の施策次第ではありますが、今出ている情報だけで行くと確実に契約者数の伸びは鈍行化するでしょう。
OPPO製品の今後
ここからは楽天市場内での楽天モバイル対象製品についても触れていきたいと思います。
スーパーDEALなどがどうなるかという考察ですので楽天モバイル自体とは直接関係はないのですが対象製品購入サポートなどで機種を購入することを検討している方は楽天市場で購入した方がいいパターンもありますので参考にしていただければと思います。
5月末頃にOPPO A5 2020がスーパーDEAL40%になりお祭り騒ぎになりました。
私の予想としてはA5 2020はもう投げ売られていってしばらくしたらRenoAが投げ売られるんだろうなと思っていたら流れは予想通りだったのですが少しペースが速すぎました。
6月のマラソンでOPPO RenoAがスーパーDEAL10%で登場してきました。
その後、月末あたりに20%で出てフリマの相場も結構大きく下がりましたよね。
7月はマラソンが2回あるのですがほぼ確実にまたスーパーDEALで出てくると思います。
7月中にスーパーDEALで30%、楽天モバイルの対象端末購入サポートでの還元額引き上げが行われると思いますが、Redmi Note 9sなどと違い基本売価が結構高いので(それでもスペックを考えると破格ですが)値下がりはもう大きくしないと思います。
量販店も今はまだRenoAの発注ができるみたいですが、Reno3Aに移行していく意向がメーカーからあると話を聞きました。
Renoシリーズで楽天モバイル向けの5G機を出す頃にReno3Aを投げ売りするのかなぁという感じです。
これはまだ結構先ですが。
取り扱い製品予想
SIMフリー版の型番も確認されていた為、予想の範囲内でしたがSHARP/AQUOS R5Gの取り扱いを開始しましたね。
まだ5Gは楽天モバイルとしてはサービスインはしていないですが今後は5G対応機の取り扱いを広げていくと予想しています。
Galaxy S10やGalaxy Note10+を取り扱っているのでGalaxy S20シリーズも取り扱いそうだなと思います。
ただ、Rakuten Miniを除いて取り扱っている製品は良いものが多いのですがやはりサービス自体のサポート体制に一番の問題があるのでそこを改善してほしいですね。。。
最後に
今契約を検討している方はもう少し待ってみてもいいのかなと思います。
とりあえず明日の朝あたりに新しいキャンペーン類の発表があると思いますので期待して待ちましょう!
今回もご覧いただきありがとうございました。
よければ拡散ご協力ください。