OPPO Find X2 Pro開封・実機レビュー
こんにちは、たまひよです。
今回はOPPOの最上位機種、OPPO Find X2 Pro【OPG01】の開封・実機レビューについて書きたいと思います。
Twitterの方ではちょこっと話していた通り、魅力的な機種ではありますがOnePlus 8Proを所持している私としましてはキャリア版のOPPO Find X2 ProはクセのあるColorOSでプリインストールされたアプリも多く正直価格に関してはかなり頑張っているけれど買う必要があるのかな、と感じました。
しかし店頭でデモ機を触ると使ってみたいという欲が出てきてしまい、たまたま役者が揃ってお値段的にもお互いに合意が得られたので契約に至りました。
因みにお値段は税込みで92,040円。
契約種別に応じて割引が入るのでここからさらに下がる可能性があります。
購入して間もないのですが初期設定をやっている間にも記事を書こうとはしていて、ただ「どうせOnePlus 8ProのOxygenOSを褒める記事になるんだろうなぁ」と思っていたのですがしばらく触っていて素晴らしい機種だと気づいたので記事を書く今から楽しみです。
さて、OPPOやOnePlusの会社概要やOnePlus 8Proに関してのレビューに関しては過去に執筆したこちらの記事をご覧ください。
今回の記事はこちらをご覧いただいている前提で書くところが多いと思います。
OPPO Find X2 ProとOnePlus 8Proのスペック比較
前述の記事の通り、OnePlusはOPPO傘下の会社になりますのでサブブランドのような扱いになります。
それぞれで戦略が違うのですが日本向けにはOPPO Japanの製品で攻めていく経営戦略となっています。
今回、両機種ともにスペックは大きく変わりません。
CPUもリフレッシュレートもメインカメラのイメージセンサーも防水防塵対応なところも。
しかしながら細かく見ていくとOPPO Find X2 Proは65W急速充電に対応していたり、シングルSIMだったりと良いところ悪いところがでてきます。
正直なところ物理スロットはシングルでもいいのでせめてeSIMには対応していてほしかったなというのが本音です。
本機は前機種OPPO Find Xの後継機です。
OPPO Find Xはインカメラがポップアップ式という奇抜さでガジェットマニアのみならず世間の認知拡大に貢献しました。
スペックは当時の最高レベルだったのですが、お値段もキャリアスマホと変わらない値付けだったこともありマニアが購入するスマホとなってしまいました。
本機はポップアップカメラを廃止し、パンチホールカメラを採用しています。
画面の占有率こそ下がったもののインチ数は上がっており、また独自の『ウルトラビジョンエンジン』でダイナミックな映像表現を可能としています。
カメラに関しても、メインイメージセンサーはOnePlus 8Proと同様、SONY IMX689を採用していますが、画素数が上がっていることもありDxoMarkのランキングではP40 Proに次ぐ2位を獲得しています。
サウンド機能に関してもデュアルステレオスピーカーかつDolbyAtmosに対応していて迫力あるサウンドが楽しめます。
こんなスマホが国内で大手キャリアが安く売っていて普通に手に入ることが衝撃すぎます。
OPPOさん、やってくれたなぁ。。。。。
本体
本体カラーはセラミックブラックとヴィーガンレザーオレンジの2種類を用意。
選ぶ色によって背面素材が変わるユニークなスマホです。
今回私が購入したのはセラミックブラックですが、各メディアがヴィーガンレザーオレンジを推していることもありかなり迷いました。
実際に販売店向けのモックもヴィーガンレザーオレンジは納品されているけどセラミックブラックはデモ機で確認するしかない状態でした。
しかし実機に触れ、背面の光沢を見た時にこのスマホが欲しいと思いました。
パンチホールカメラ。
保護フィルムも試供品が貼り付け済みです。
本機はエッジディスプレイを採用しているので下手に外部品を購入して失敗するよりかは試供品をしばらく使いたいと思います。
例の光沢。
背面には「OPPO」の刻印が。
位置もかなり考えられていていいと思います。
あと下部と上部は内側に湾曲していてそれも面白いデザインだなと思いました。
ディティールまで凝った作りで非常に洗練されています。
SIMスロットは下部に。
この辺りはOnePlusの機種と共通ですね。
下部にあるメリットはケースのデザインによっては着脱しなくてもSIMの取り出しが可能なことです。
自分のような使い方をする人からするとかなりありがたいです。
SIMカードの表裏。
防水パッキンがついています。
シングルSIMでなおかつSDカードなど外部ストレージも非対応なのが特徴です。
何故そういう仕様にしたのかは謎ですが、ストレージは512GB、自社クラウドサービスもあるので困ることはまぁないと思います。
シングルSIMはかなりきついですが。。。
またグローバル版の携帯には当たり前のSIMカードを脱着しても再起動がかからない仕様も本機では搭載されていました。
海外スマホがメインの自分としては当たり前なんですがNTTdocomoが販売するP30 Pro【HW-02L】とかは再起動しちゃうので面倒に感じます。
側面右側には電源ボタンを配置。
色がついてるのはHUAWEI Mate30 Proを彷彿とさせますね。
付属品
外箱。
正直今まで買ったスマホの中で一番わくわくさせてくれる外箱です!
機種名の掘り込みが金字で興奮します。
今回実はキャリアスマホとしては珍しく全体がシュリンクで覆われています。
開封に際しそちらも確認したかったのですが店員さんがシュリンクをはがし切った状態で持ってきてしまったので確認できず。。。
非常に残念でした。
有線イヤホンと急速充電器、その下に写真にはありませんが充電ケーブルです。
急速充電はかなりサイズが大きいです。
au公式によると
OPPO ACアダプタ(同梱):約38分 TypeC共通ACアダプタ01:約110分 TypeC共通ACアダプタ02:約129分 |
65W急速充電は満充電まで約38分で可能みたいです。
実際に検証を行っている方によると理論値上は38分、しかし90%から過充電を防ぐためにリミッターがかかり50分ほどで満充電完了、という報告がありました。
付属のケース。
TPU素材で指紋が付きやすいです。
OnePlusもこれ。
付属してる分かなりありがたいですがメインとしては使っていきたくはないので、炭素材のケースを購入しました。
あとバンカーリングですが本機はワイヤレス充電機能を備えていないのでスライドじゃなくて普通の物でもいいと思います。
動作
動作に関しては私の所有しているSnapDragon865端末のOnePlus 8Pro、Galaxy S20 Ultraはいずれもメモリ12GBで同等の条件ですがOPPO Find X2 ProがOnePlus 8Proに次いで動作が快適です。
この辺りは余分なプリインストールアプリが若干鈍らせているのかなと。
予想外だったのは余分なキャリアアプリが殆どアンインストールできたことです。
+メッセージ以外ではMy au、あんしんフィルター、au Wi-Fi接続ツール以外はアンインストールできました。
カメラ
ウォーターマークもきっちりと入ってます。
最近のズームが売りの機種は近距離の被写体を捉えるのが苦手な傾向にありますがしっかりと撮れています。
スーパーマクロも綺麗ですね。
ナイトモード等検証できていませんが自分の手持ちの機種だと概ねDxoMarkの順番通りにカメラは優秀な感じがします。
メインカメラのイメージセンター、SONY IMX689は現行のイメージセンサーの中で最も評価が高いです。
ズーム機能に関しても10倍光学ハイブリットズームレンズで画質を落とさずに綺麗に撮れます。
この辺りはOPPO Reno 10x Zoomの技術を流用したと思われますが全体的に上位互換な仕上がりです。
暗所撮影がかなり楽しみなので追記をしたいと思います。
機能
Hey Tap Cloud
写真などをクラウドでバックアップできます。
無料容量は5GB。
私はGoogle Photoにバックアップ後に本体から消してしまうのでお世話になることはなさそうかなぁ。
クローンアプリ
また別の所有者でログインできるマルチユーザー機能も搭載されています。
スタートアップマネージャー
スマホ起動時にバックグラウンドでの自動機能を制御する仕組み。
これは初めて見たので正直よくできてるなぁと思いました。
自分は基本サブ端末は機内モードにしてカバンにポイなので全部起動しないようにしました。
リフレッシュレート選択画面
上がOPPO Find X2 Pro、下がOnePlus 8Pro
特徴的なのはOPPO Find X2 Proは状況に合わせてリフレッシュレートを最適選択してくれます。
これにより高リフレッシュレートの課題の一つであるバッテリー消費量の増加をある程度削減できます。
主観でしかお伝え出来ないのが残念ですがOPPO Find X2 Proはかなりディスプレイに関してかなり力が注がれており、他のスマホよりも光量が多かったりと映像をダイナミックに表現できる機構になっています。
OPPO Relax
これも面白い機能。
ヒーリングミュージックなどが内蔵されています。
OnePlusにも『禅モード』という一定時間ほかのアプリを無効化するスマホ使い過ぎ防止を防ぐ機能が搭載されていますが、OPPOのこれも面白いです。
海外メーカーのスマホを買う醍醐味はこういった独自機能だと思うので私は大好きです。
画面内指紋認証
アニメーションは数種類から選ぶことができます。
認証速度はめちゃくちゃ早い。
但し、社外品のフィルムを貼ると精度が落ちてしまうのがつらいところ。
画面内指紋認証と顔認証は同時に使用できます。
こちらもOnePlusではお馴染みなのですがアプリアイコンのデザイン変更ができます。
四角いボックス型や丸型などがあります。
そしてGalaxyなどでもあるストア機能。
フォントまでここでダウンロードできます。
私はプリインストールされたままが一番美しいと思うので残念ながら使用の機会はなし。。。
最後に
今回、本当に買う予定はありませんでした。
でも実際に折り合いがついて購入を済ませ触っていると素晴らしい機種だということを再認識しました。
Felicaがついてないことを許容できるのであればAndroidを使ってる方には全力でおススメします。
別のキャリアも含めても段違いにおススメできる機種なのでもしよければ店頭で確認してみてください。
今回もご覧いただきありがとうございました。
よければ拡散にご協力ください。