たまひよのわいわい日記

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楽天ひかりはどうなのか?

こんばんは、たまひよです。

今回こそ楽天ひかりについて書きたいと思います。

 

尚、専門的な話になるためこちらの記事をご覧になってから見てください。

 

 

 

見ている前提で話を進めていきますのでよろしくお願いします。

注意事項も前回と同じです。

10/7 ちょっと追記。キャンペーン内容等に関しましては前回のままの部分もあるので各自で確認お願いします。

 

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今回こちらの内容をメインに解説致します。

皆さんが気になっているのは1年無料だと思います。

元々私のフォロワーさんは楽天経済圏を熟知されてる方が多いと思いますが、2020年4月1日よりSPUの条件が変わっています。

楽天モバイルが2倍→1倍へ変更になり、楽天ひかりが1倍へと設定されました。

楽天経済圏のガチ勢としては楽天ひかりを契約して1倍を取りにいきたいところだと思いますが皆さんが中々されない理由はいくつかあると思います。

今回の記事ではそれらが実際どうなのかを私見を交えて解説し、こうすればいいのではないかというのを書いていきたいと思います。

まずは楽天ひかりの基本的なことからいきたいと思います。

※以下表記価格は税抜

 

 

楽天ひかりの月額費用は?

前回の記事で解説しましたが楽天ひかりはNTT東西の提供する光アクセスサービス『フレッツ光』の回線を楽天が借り受けて提供する光回線となります。

その為、提供方式がファミリータイプかマンションタイプかで月額が変わります。

 

ファミリータイプ:4,800円

マンションタイプ:3,800円

 

工事費分割(新規の場合は分割のみ):300円×〇回(総額によって異なる)

スーパーセキュリティー:350円

この値段自体はファミリータイプが少し安いくらいで光コラボなら大体相場です。

尚、『ひかり電話』やTVサービス『フレッツTV』は楽天が提供しないので楽天からの請求はありません。

 

ある程度リテラシーの高い方や前回の記事を読み込んだ方はフレッツ光は『ひかり電話』や『フレッツTV』を提供しているのになぜ楽天ひかりはしていないの?」と思うでしょうが後程記します。

楽天ひかりの初期費用は?

楽天ひかりの初期費用は初期登録費と工事費の2つになります。

初期登録費は提供方式で変動せず、申込内容で変わります。

工事費は提供方式と配線方式で総額が変わります。

 

・初期登録費

新規申し込み:800円

転用、事業者変更:1,800円

 

・工事費

ファミリータイプ:18,000円

マンションタイプ:15,000円

LAN配線方式:7,600円

無派遣工事:2,000円

 

※工事費に関しては新規は分割のみなのでファミリータイプだと300円×60カ月となります。

分割途中での解約の場合は残額を一括清算、尚通信契約の違約金とは別なので注意

 

楽天ひかりのメリットは?

本来はここを一番に伝えたいのですが、

①SPU1倍が加算される

くらいです。

付与上限5,000ポイント。

すまん楽天、商材力弱すぎ。

楽天ひかりのデメリットは?

①デメリットは通信速度が遅い。

これは致命的です。

楽天ひかりは光回線速度ランキングで57番中38位の速度です。

下から数えたほうが早い。

更に実際のユーザーの声でも遅いという意見が多数です。

現状でこの順位で利用者が増えた際に更に過密になる可能性を考えると・・・・。

自分の場合、接続台数も多いし今後IoT製品も今以上に普及していく中で品質が悪いのはアウトです。

スイッチの早押しなどにもモロに影響があります。

 

②固定電話とTVを利用しているフレッツ光以外の他社ユーザーが乗り換える際に手続きが非常に面倒

楽天ひかりではインターネットのみの提供で『ひかり電話』や『フレッツTV』の提供はありません。

ドコモ光やソフトバンク光といった主要光コラボの場合は事業者が固定電話やTVサービスも扱う為、ドコモやソフトバンクで一括して申込ができます。

これらのサービスを契約する必要のないユーザーやしていたけどなくてもいいから切り捨てれるユーザーはいいと思います。

では、楽天ひかりで『ひかり電話』や『フレッツTV』を利用する方法はないのか?というところですがあります。

手順は一度楽天ひかりを開通させた後に回線ID(CAF番号)でNTT東西に直接『ひかり電話』や『フレッツTV』を申し込む形になります。

工事に2回立ち会わないとダメなのとWEBからの申し込みになるので人によっては難しいと思います。

更に他社で電話やTVサービスを利用していた場合、結局全てが解約できるのが『ひかり電話』、『フレッツTV』に切り替わってからです。

その前に解約してしまうと固定電話の番号が変わったり、TVが見れない期間ができたりしまう。

楽天ひかりの開通納期ですがインターネットのみなのに1カ月前後、更に開通後にNTT東西に『ひかり電話』、『フレッツTV』の工事を依頼するとなると下手したら2か月かかる可能性もあります。

その間、利用料金を以前の会社に払い続ける必要があるので勿体ないですよね。

 

もう一つ方法があるのですがフレッツ光に一度切り替えてから転用する方法です。

フレッツ光で『ひかり電話』や『フレッツTV』を契約してからそのまま転用すると両方とも引き継げるので手間が少なく、工事費も上記のフローよりは安く抑えることができます。

工事費に関して一括払いも選択できます。

詳細はフレッツ光のサイトでご確認ください。

 

転用にあたりフレッツ光で解約金は発生しませんので、フレッツ光が開通したらすぐに転用手続きをして大丈夫です。

但し、フレッツ光の申し込みにあたりキャッシュバックなどの受け取りがあるサイトでお申し込みの場合は短期で切り替えた場合は対象外になったり同時にプロバイダ契約が必要で転用したあとにプロバイダを解約して解約金がかかるケースなどもありますのでよく調べてから行った方がいいです。

 

③上記に付随して工事費が高額になる。

上記の通り一括して固定電話やTVサービスの契約ができない為、NTTに依頼をする必要があります。

その際、事務手数料がかかりますし訪問料などでドコモ光やソフトバンク光に依頼するよりも工事費が高額になります。

ざっくり言うと事務手数料など含めて4万弱かかります。

一括でできた場合は3万ほどでいけるので完全に勿体ないお金です。

 

④プレゼントされるルーターが微妙。

楽天ひかりは『フレッツ光ネクスト』のサービスが反映されているので上り下り1Gbpsに対応している光回線です。

しかしながらプレゼントされるルーターの無線最大速度は867Mbpsです。

とりあえずIPoEに対応させてきた感が凄くあります。

周りが数年前からやってることにようやく追いついて、しかもこれから第4のキャリアとしてネットワーク事業を頑張ろうとしている会社がやることじゃないと思います。

10/7 以降のお申込みではルータープレゼントは廃止になっているので対応ルーターの購入が必要です。

楽天ひかりの品質は?

速度に関しては4/20よりiPv6への順次切り替えがされているので統計的にも以前より早くなっています。

平均すると90Mbpsくらいの報告が多いです。

以前は数Mbpsの報告も多数だったのでまだマシになった方です。

改善されて楽天ひかりは光回線速度ランキングで57番中38位の速度です。

楽天ひかりの最低契約期間と違約金は?

3年契約で期間中解約の場合は9,500円がかかります。

このサービスで3年契約?といった感想。

実はこんなキャンペーンがありました。

こちらをご覧ください。

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つい先日までやっていた【春の新生活応援キャンペーン】です。

今回の1年無料キャンペーンは開通月を含む12カ月が無料です。

マンションタイプで計算すると3,800×12=45,600円

ほどの還元がありますね。

1年無料と聞くと聞こえは凄くいいですが、こちらの【新生活応援キャンペーン】の場合の還元額は・・・

提供タイプ問わず初月は無料で2,000円引きを2~13カ月目まで行いますのでマンションタイプで計算すると3,800+2,000×12+19,000ポイント=46,800円

の還元になります。

 

ギガビットルーターを4,000ポイントと換算してるみたいなので今回のキャンペーンに足せば49,600円分となりギリギリ勝てますがこの数字だけ見ても別に今やる必要ないのは分かりますよね。

楽天ひかり、申し込むべき?

上記をまとめて総合的に判断すると今申し込むべきじゃないと思います。

光回線に関しては携帯電話と違い、法規制がされていないので還元の上限がありません。

やろうと思えば工事費無料で更にポイント還元もつけれるはずです。

やるのかやらないのか、やるとしたらいつやるか、まで分かりかねますがまだまだ出てくると思いますので待ちの方がいいかと思われます。

戸建ての方は光回線を何回線も引けるので今の回線はそのままに楽天ひかりを入れることも視野に入れましたが工事費と違約金で一般人にはどうにも採算が合わない気がします。

SPUで毎回上限5,000ポイント取れる人はいってもいいのではないかな、と思います。

 

全てに当てはまる点としては、

①品質が落ちる可能性が高い

②今現在利用しているインターネット会社の解約金、撤去費用などがかかる可能性がある

③利用しているメールアドレスやサービスを受けれなくなる

④切り替えに際して工事への立ち合いや費用がかかる。またスムーズにいかなかったとしても今の楽天の電話やチャットでの応対品質をみると期待はできない。

上記を前提にそれぞれのパターン別で書いていこうと思います。

ただ、固定回線の場合はパターンの枝分かれがかなりあるので注意点だけピックアップしていこうと思います。

 

フレッツ光を利用中

転用で工事不要で切り替えができます。

一番重い工事費の部分や手続きのめんどくささが殆どないのでフレッツ光を利用中の方は、品質が下がるかもしれない、プロバイダが『楽天ブロードバンド』になることを理解していれば費用的な話では切り替えはマストでした方がいいです。

 

但し今までのプロバイダが楽天の『楽天ブロードバンド』以外の場合は解約をしないとそちらのプロバイダ料も払う必要があります。

プロバイダ料の相場は800~1,500円くらいです。

プロバイダを解約するとプロバイダから提供されていたメールアドレスが使えなくなる為、メールアドレスが変わるのが嫌な方はコース変更などでメールアドレスだけ残せるプロバイダか確認しましょう。

プロバイダも定期契約を結ぶことによって割引価格で提供しているので解約金がかかる可能性があります。

メールアドレスを残せるプロバイダか確認する際に一緒に解約金の確認もしておきましょう。

ちゃんとしたプロバイダなら100~300円程度でメールアドレスのみのコースへ変更できるはずです。

メールアドレスだけのコースがないプロバイダの場合はメールアドレスを使おうと思うとそのままプロバイダ料を払う必要がありますので楽天ひかりの月額料金と合わせてメリットがあるかを計算しましょう。

初年度は1年無料で安くなるはずですが翌年からは高くなるはずです。

 

②他社で利用中

今現在契約をしているインターネット会社で固定電話やTVを契約している場合はデメリットの部分でも書いた手続きが面倒で初期費用が高額なことです。

更に今契約しているインターネット会社で解約金や撤去費用がかかる可能性があります。

それに対するリターンは1年無料とSPU1倍なので採算が合う人はやりましょう。

SPU1倍でいくら増えるか、他社での支払額に対していくら削減できるか、何年契約するかにもよるのでなんともですがきっちり計算しないと赤字になる可能性もあります。

パターン別では一番おススメできないです。

 

③ネット回線をド新規で引く

もし引きたい、引く必要がある、引く予定があったのであればおススメします。

他社を知らないので品質の良し悪しも判別できないですし、他社でも初期費用はつきものです。

リターンは1年無料とSPU1倍なので大きいと思います。

今引いてないけど無料なら・・・であれば計算はした方がいいです。

初期費用が15,800円~+無料期間が終わったら解約するのであれば9,500円です。

25,300円は諸経費でかかるのでSPUの倍率アップでそこを回収できる方は良いと思います。

 

以上、パターン別解説ですが計算式に関してはかなり複雑なので全てを載せきれません。

楽天モバイルを強化する!Rakuten Casa

楽天ひかりを契約すると『Rakuten Casa』が申し込めます。

これはホームアンテナのようなものでエリア外でも楽天モバイルのエリアを発生させるというものです。(Rakuten CasaにWi-Fi接続した場合のみ)

これによりUN-LIMITの方は強化されるのですがそもそも宅内ではWi-Fiに繋ぐのでわざわざ楽天モバイルの回線を使わないと思います。

もう何が何やらわかんねぇな状態です。

これはもしかしたら、「光は遅いけどモバイルはまぁまぁ早いと思うから宅内でもモバイル使ってや」というお告げなのかもしれません。。。。

 

最後に

今回、かなり辛口に書いてしまいました。

しかしながら楽天の光コラボ参入は割と早かったのに最近になるまでiPv6にも対応してなかったりと光に対しての手抜きが否めないです。

UN-LIMITが始動してくっつけとけばいいやろ感が結構見えてしまってるのが悲しいです。

今回もご覧いただきありがとうございました。

文字数こそ少なくてもかなり的確な記事だと思いますのでよければ拡散ご協力ください。